« 第8回「フォトクラブMOMENT」写真展 一瞬のきらめき 無事終わりました | トップページ | 猫の寝姿 »

OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2 を語る

曇り。

今日はぶるぶる震えるくらい肌寒いですね。
11月も目の前ともなると秋の季節もそろそろ終わりなんですね。

寒々しい街のスナップ撮影もいいかもしれませんね。

さて今日はOLYMPUSのフィルムカメラ時代のレンズ『 G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2』 について語ろうと思います。

一般的に標準レンズは焦点距離が50mm(35mmフルサイズ換算)といわれていますが、このレンズは55mmと5mmだけ長いです。
その昔、一眼レフカメラ用で標準レンズを50mmで作るのが難しかのかF値の明るい大口径の標準レンズは55〜58mmとかが一般的だったようです。
そこで私の所有するOLYMPUS G.ZUIKOも55mm F1.2という、今の感覚ではビミョーなレンズです。

今から40年以上も前の古いレンズのためか、ハロも出るし、描写も甘めです。

昔からオリンパスのレンズはシャープで硬質な描写に定評がありますが、とてもソフトな画が撮れます。

G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2 に限っていうと、オリンパスのレンズにしてはソフトで綺麗なボケが特徴的です。

私の所有するレンズはフィルター銀枠の初期型です。
初期型は黄土色に変色してる(焼けてる)レンズが多いのですが、私のレンズもご多分に漏れず黄変しています。

嘘か本当か分かりませんが、レンズの性能をあげる、具体的には屈折率を上げて明るいレンズを作るために酸化トリウムを使ったためらしく、アトムレンズと言われています。

私感ですが、放射線の出るレンズを使ってフィルムで撮影した場合、普通だったら放射線の影響でフィルムが感光してしまいそうですがそのような撮影事故も無かったようなので、アトムレンズというのは都市伝説なのかもしれませんね。

とりあえずは人体に悪い影響はないのでしょう。

後期型はレンズが改良されたのか黄変が少ないそうです。
ちなみにレンズコーティングはモノコートです。

オリンパスがマルチコート化を始めたのは1975年以降だったはずなのでG.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2はそれ以前のレンズであることは確かです。

私は現在フォーサーズ/マイクロフォーサーズのカメラでこのG.ZUIKO AUTO-S 55mm f1.2を使用しているため、フルサイズ換算で110mmと中望遠レンズ相当になります。

開放だとからピントの山がわかりにくく、どこにピンがきているのかわかりません。

奇跡的に狙った箇所にピントが合えば繊細な描写と綺麗なボケで特徴的な画が撮れます。

また2絞りほど絞ってあげるとオリンパスのレンズらしいシャープな描写になるのでデジタル撮影でも充分実用的だと思います。

程度の良いレンズは数が少ないのか中古屋さんで見かけるとだいたい2万円台後半〜3万円オーバーほどでしょうかね。

個人的にはスナップメインの撮影のため、あまり持ち出すことのないですが、ソフトな描写を生かしポートレート撮影なんかに使ってあげたいと思うレンズです。

ちなみに赤ちゃんだった娘をフィルムカメラで撮影していた時には絞り開放でよく撮影したものです。

機会があればこのレンズでウチの娘を可愛く撮影してあげたいものですね。

|

« 第8回「フォトクラブMOMENT」写真展 一瞬のきらめき 無事終わりました | トップページ | 猫の寝姿 »

カメラ関係」カテゴリの記事

コメント

しばらくブログ覗いていなかったので、戻しがおそくなりました。
コメントありがとうございます。
放射線は目に見えぬため、健康も害するという厄介この上ないものですね。
貴重な情報、ありがとうございました。
ブログについてもあとで訂正文書かせていただきます。

投稿: カイチ | 2017年9月11日 (月) 12時05分

このレンズ名でググるとこの記事が1ページ目に出てくるので、危ないと思って書かせていただきます。

アトムレンズは都市伝説なんかじゃありません。70年代半ばまでにいろんなレンズがあります。radioactive lensで検索すると、海外はマニアがいるくらいで、かなり調べられています。ガイガーカウンターを使って測る動画も見ることができます。
OMでは他に50mm f1.4の最初期型に使われています。

昔のレンズは屈折率を上げるためにトリウムレンズと鉛レンズを使っていました。2011年に原発事故のおかげで有名になったと思いますが、鉛は放射線を通しにくいという性質があります。
トリウムレンズを中に入れてその後ろに鉛レンズを入れれば、後はフィルムの前にシャッターがあるのでフィルムには影響が出ないレベルまで弱めることができます。だから感光しないだけです。前玉を近づければ感光します。

使っている枚数やトリウムの量によっては、前玉のほうからそれなりの放射線が出ています。
人によっては、一部放射線が強いレンズを使っていると頭痛がしたり気持ち悪くなることもあるそうです。全く無害ということもありません。このレンズはかなり放射線が強い部類に入ります。

正しい知識として書かせていただきました。

投稿: | 2017年8月23日 (水) 20時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/524602/64410001

この記事へのトラックバック一覧です: OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 55mm F1.2 を語る:

« 第8回「フォトクラブMOMENT」写真展 一瞬のきらめき 無事終わりました | トップページ | 猫の寝姿 »