« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »

2018年3月

「盛った写真」「盛らない写真」どちらが良い? その2・合成写真

晴れ、今日もスッキリ晴れ渡っていますが風があるため、昨日ほどは暑くかんじませんでした。
それでも気温は23℃ほどあったようですが。

昨日のブログで書いた記事で関連してSNSで話題を見つけました。

なので今回はこのことについて持論を展開します。

改ざん写真は「OK 」or 「NO」 ?

元ネタはこちら。

180330blog01

プロに教わるポートレイト・レタッチ デジタルスナップ写真を思いのままのモノクロフィルム風に仕上げる
解説:川口翔平(レタッチャー/フォートン)

FBのタイムラインを読んでいたとき、写真家の大西みつぐさんからの問題提起を見つけました。

写真史をひもといていくと、写真術、その成り立ちには絵画との密接な関係があります。

なので、絵画の延長と考えれば、上記の記事のようにデジタル合成などのテクニックを駆使することはに充分に認められるものだと私は思います。

しかし何でもかんでも合成が良いとは言えないのが悩ましいところです。
「スナップショット」を前提に思考えるば、偶然的なシーンの面白さのライブ感が、写真ならではの魅力です。

そんなコントロールできない「偶然性」を、合成作業によって意図的に作り出しているのがテクニック解説記事です。

「雰囲気ある老人が、これまた古き良き時代を感じさせる街並みを背景に佇んでいる絵柄」を、意図的に作り出そうとしています。

記事中のレタッチされた写真を検証してみると、やり過ぎなところ、例えば帽子や服の文字を消し込んであるのはやや不自然ですが、トータルに見れば、まぁアリかな〜と思いました。

180330blog02

このような「絵作り」が是か否かということですが、制作者の脳内イメージ再現という観点からだと充分にアリですが、スナップ写真としてはナシですね。

例えば、巷にあふれる商業広告写真に広げて見れば、宣伝効果が見込めるのであればウソを写真に加えることは一般的です。

写真を合成するテクニックは古くからありました。
二重露光による合成写真は19世紀頃からありしたし、切り貼りしたものを複写による合成はポピュラーなテクニックです。
これがデジタルカメラとPCによる写真制作が一般的になったおかげで、より簡単にできるようになっただけのことです。

ただし気をつけないといけないのは、イメージ重視で何でもかんでもレタッチ/合成などのテクニックをしても良いわけではありません。

最終的に作者が何を表現したいのか、そこを充分に考えて、節度を持って行うことが大切だと思います。

また反対に、レタッチ/合成テクニックを一切否定するのはいけません。
アマチュア向けのフォトコンテストにはレタッチ/合成テクニックに加え、トリミング禁止とかいうのもありますが、これは行き過ぎです。

これは写真に限らずですが、アマチュア向け/趣味の分野にかぎって「〜してはいけない」という原理主義に陥りがちです。

こうなってしまうと、自由な発想をそがれるので写真がつまらなくなってしまいます。
なので必要に応じてテクニックを駆使するのは全く問題ないし、作者の考えに任せれば良いと思うのですが。

180330epl1_sukiyabasisakura01

『今日のさくら』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「盛った写真」「盛らない写真」どちらが良い?

晴れ、今日は天気予報通り気温がみるみる上がって会社のある有楽町では25℃近くまで上がったようです。

さすがにこの気温だと外歩きは上着いりませんね。

今日は月末前なのにそれほど仕事が忙しくなかったため、合間合間にSNSをつらつらと飛ばし読みしていると目に留まった記事がひとつ。

元ネタはTwitterのこの書き込み。

『インスタ萎え』、こんな言葉があることも知らなかったのですが…。

180329blog01

もともとはAdobe Creative Stationの「フォトレタッチの極意20:桜の花を桜らしく見せる色調整」テクニックHow toモノに対しての書き込みです。

180329blog02

Twitter主さんが過剰なレタッチについての問題提起にレスがついているのですが、「レタッチ=悪」と微妙なバイアスがかかっているが個人的には??

アドビさんの記事は桜の花の色を課題に、色調変換を分かりやすくテクニック解説してあります。

個人的にはテクニックを駆使し自分が思うように画を仕上げれば良いと思うのですが。

白い桜がピンクの桜になっていても、それが意図的であるのならぜんぜん問題ありません。

あとはそれを観た人がどう思うか、「こんなピンクな桜ないよね」となれば、失敗だし「うぁ、美しい桜」とリアクションあればシメタたもの。

いずれにしても自分が思うところの画を制作することが大切だと思います。

でも、資料性が重要な写真については過度なレタッチはNGです。

あくまでもケースバイケースといったところでしょうね。

絶対いけないのは、「これこれ・しかじかでないと絶対ダメ!」みたいな原理主義。
えてして独りで制作していると思考が膠着しがちなので、柔軟・しなやかな思考で制作していきたいものです。

180328epl_sukiyabasisakura01

『今日のさくら』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm

今日のさくら 数寄屋橋KOBAN前。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展雑感 3月27日

曇り、20℃と晴れていた昨日よりも気温上がりました。

今日は仕事が比較的暇だったので、夕方会社を抜け出して銀座でやっている写真展へ。

1つ目はEIZOガレリア銀座 石田 研二氏 作品展「 Infrared Photography 2018 」赤外線の世界「形」

シグマのデジタルカメラで撮影された赤外線写真作品。

東京の各地を赤外線撮影された写真、光と影のコントラストで強調された「形」というテーマに作品を制作されています。

ちょうど石田さんが在廊されていたので、撮影の裏話を聞けたのですが、石田さんはフイルム時代から赤外線を利用して表現をし続けてきたそうです。

当時はコダックやフジ、コニカのフイルムを使われていたそうです。
特にコニカの赤外線フィルムは分光感度が他の二社の製品とは異なっていて、比較的パンクロマチックに近い特性のため、メインに使用していたとのこと。
そんな赤外写真ですが、フイルム生産が終了したりしたこともあり、デジタルカメラでの撮影方法を研究し、作品発表するようになったそうです。

デジタル撮影での赤外線写真は現像と違い、明るい暗室(パソコン)で現像を仕上げることができるようになり、大変便利になって表現の幅が以前より広がったとのことでした。

石田さんの作品は赤外線写真にありがちな、粗粒子、高コントラストとは異なり、微粒でシャドウ部の階調のつながりが美しい写真でした。

3月31日(土)まで。

 

2つ目は銀座・ガーディアン・ガーデン 第18回写真「1_WALL」展 を観ました。こちらは写真界の次世代を担う若手を発掘することを目的に毎年開催されているコンペティションです。

個人的な感想ですが、今年の展示は昨年のものよりレベルが上がっていますね。

私が気に入ったのは、惜しくも選からは漏れましたが苅部太郎 Taro Karibe 「Letters To You」

「架空の民族」と呼ばれる、祖国から追放されたロヒンギャ難民達の生き別れた家族へ宛てられたメッセージ。
ポラロイドで撮影された写真の裏に書かれたメッセージによって、彼らは霞のような存在ではなく、実際に生活している実像の人々ということが実感します。

アクリルフレームに入れられたポラロイド写真がガーデン・ガーデンの白壁に側面で貼り付けられた展示がユニークでした。

今年のグランプリは中野泰輔「Hyper ≠ Linking with…」

写真に加えられたエフェクトにより表面的なテクスチャーが変質した印象的な作風です。

「1 WALL」展は若手写真家向けのコンペのため、今の写真』の傾向を知るにはうってつけの展示です。

今回の展示を観る限り、撮影者の内面に内面にと向かう心象表現作品がメインストリームなのは変化ありませんね。

個人的には社会とのつながりのある作品がもっと出てきて欲しいですね。

4月13日(金)まで。

 

180325e400_0041bl

『今日のさくら』  Olympus E-400 / Panasonic LEICA VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5  ASPH. MEGA O.I.S. 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今日のさくら。

晴れ。
春の日差しで清々しい一日でしたが、気温19℃と今の時期にしたら少し高めです。

あっという間に桜シーズンを迎えた東京ですが、名所〜ご近所の桜まで、SNSでも桜があふれていますね。

そういう私も、特別名所に出向いて写真を撮る訳ではありませんが、身近な場所で桜を撮影しています。

この前の土日は東中野の神田川沿いの桜並木を撮りました。
六・七部咲きといったところですが、一つ一つの花びらは痛んでないのでディティールがはっきりとした桜を撮影できました。

でも、桜を美しく撮影するのはなかなか難しいですね。
毎年毎年撮影続けてますが、これはといった1枚が撮れません。

そんなことを思いながらこの1週間こまめに撮影していこうと思います。

傑作が撮れたら小伝馬町ルーニィ・247ファインアーツの公募写真展ことしのさくら』展(2018年5月15日〜20日)に出展するとしましょう。

180324epl1_sakura01

180324epl1_sakura02

180324epl1_sakura03

180324epl1_sakura04

『今日のさくら』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm 

何故、皆桜の木の下で写真を撮るのだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展雑感 3月24日、25日

晴れ。
日差しが完全に春の陽気です。

この土日は桜の写真を近所を撮って回る途中、偶然見つけたギャラリーで写真展を二つ拝見しました。

一つ目は、Alt_Medium水村丈夫 写真展「Kitchen Garden」

180324epl1_0399bl

こちらのギャラリーは工芸大の内藤先生が写真展をされた時に観に行ったことがあったのですが、それ以来です。

市民農園にて栽培された野菜をモチーフに撮影された写真展。

収穫前の瑞々しい野菜から、収穫されにずに虫食いだらけになってくちた、野菜まで季節の移り変わりがまとめられています。

水村さんが在廊されていたので少し話しを聞いたのですが、ご自分でも市民農園で野菜をつくられている関係で、それらをモチーフにしたいと思われたそうです。

虫食いだらけのキャベツが印象的でした。

4月3日(火)17時まで。 ※水曜日休廊。

二つ目は、ギャラリー街道尾仲浩二写真展「sleeping cat」

180325e400_0101bl

こちらのギャラリーは初めてです。

半地下の入り口のため、ちょっと分かりにくいのですが、中野駅北口の線路沿いを新宿方向に向けて歩いていた時に偶然見つけました。

中に入ってみるとこじんまりしたスペースに、ほんわかとしてどこか懐かしい雰囲気が醸し出される展示でした。

4月1日(日)19時まで。 ※火・水曜日休廊。

 

180325epl1_0185bl

『今日のさくら』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展雑感 3月21日

雨のち曇り。
昨日の雪にはびっくりしました。
今日はその影響もあってか、あまり気温が上がりませんでした。

昨日、春分の日の休日、雪が降っているのをおして新宿まで写真展を観に出かけました。
気温5℃と真冬並みで、指先が寒さでかじかんで痛いほどでした。

写真展一つ目は、オリンパスギャラリー東京で山岸 伸 写真展「瞬間の顔vol.9」

ポートレートカメラマンの第一人者の山岸氏が男性を被写体にした作品を展示する写真展。

『様々なジャンルで活躍する著名人の“輝いている今の顔”を撮影したい。』という企画の下、今回で9回目の展示です。

山岸さん=女性ポートレートカメラマンのイメージがありますが、男性ポートレートもなかなか良いですね。

被写体が各分野の第一人者ということもああり、カメラ慣れしているのでしょうが、写真の中の皆さんはどれも良い顔をしていました。

こういう写真好きですね。

180321ip8_002bl

180321ip8_001bl

それとギャラリー隣りのクリエイティブウォールで同じく、山岸 伸 写真展「靖國の桜」も拝見。

神社が開放される前明け方の時間帯に撮影されたものとのこと。

桜をモチーフに靖国神社に咲く桜を山岸さん独特の切り口で撮影されていて、こちらもとても美しい写真展示でした。

二つ目は、 エプサイトで清水哲朗写真展『New Type』

180321ip8_004bl

180321ip8_003bl

モンゴルでの取材をベースに過去〜現在まで20年に渡るモンゴルの移り変わりをダイナミックに記録された写真で構成された写真展。

今回は用紙にもこだわり、美しいプリントが会場いっぱいに展示されていて、観ていて圧倒されました。

ちょうど清水さんが在廊されていたので、撮影機材やプリントのことなど聞くことができました。

また清水さんによるギャラリートークイベントで、展示された写真についての裏話など、聞くことができました。

時間が作れたらもう一度観てみたい写真展でした。

4月12日(木)10:30~14:00まで。

エプソンイメージングギャラリー エプサイト

 

180321epl1_0469bl

『さくらとゆき』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm 

昨日の新宿駅西口の様子です。
よく見ると気温は+1℃となっていますね、寒いはずです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

春分の日、東京の街に雪が降る

雪のち霙、雨 今日は春分の日の祝日。
例年なら春のお彼岸で暖かいのですが、今年は雪が降りました。
天気予報当たりましたね、昨晩までは雨は降ってもさすがに雪は降らないだろうと思っていましたが。
 
夜のテレ朝の【報ステ】では、

   

上空の寒気と低気圧の影響で、関東地方を中心に21日は季節外れの雪となった。

 

東京都奥多摩町では32年ぶりに大雪警報が出た。

 

神奈川県箱根町では最大積雪30センチを観測。

 

多くの観光客がトラブルに巻き込まれた。

 

箱根登山鉄道は一時、ストップ。乗客はタクシー乗り場などで足止めされた。

 

車のスリップ事故も相次いだ。

 

今後、雪をもたらした低気圧は、北日本に進む見込みで、強風を伴う雪や雨に警戒が必要だ。

 

 
とのこと。

 

日中、少し外で写真撮っていたのですが、いゃ~寒かったです。

 

気温は5℃ほどだったようですが、風が強かったこともあり、体感的には0℃近い感じがしました。

 

なので傘を指しながら撮影していたのですが、シャッターを押す手が凍えて痛くなっちゃって、小一時間ほどでギブアップでした。 

 

ちゃんと手袋してくればよかったと反省です。

 

でもこんなこともあるんですね~。

 

 

180321epl1_0089bl

 

180321epl1_0063bl

 

180321epl1_0127bl

 

180321epl1_0141bl
 
180321epl1_0151bl
 
180321epl1_0301bl
180321epl1_0339bl
『なごり雪』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展雑感 3月18日

曇り。
 
花粉症で外に出るのは辛いのですが、せっかくの日曜日に家でゴロゴロ過ごすのも勿体無いので、カメラをぶら下げて散歩がてら新宿まで写真展を観に出かけました。
 
TOTEM POLE PHOTO GALLERY。
 
20180318_055821342_ios_bl_2

西日暮里?のとある駐車場前に女性を立たせて、コンパクトカメラで撮影された写真を展示されてました。
3年間、定点観測のような感じでスナップされた写真は、同じ場所が少しずつ風景と女性の容姿の変化が、時間の経過を感じさせられます。
また、フィルムカメラで撮られたであろう、写真に入ったオレンジ色の日付が写真が懐かしいです。
 
 
3月25日(日)まで。
Gallery Niepce。

20180318_061943473_ios_bl_2
知人の部屋に居候させてもらっている作者が、付き合いのある人々、日本人・外国人を問わず、気さくにカメラを向けてむき出しの人間性を写真に留められています。
私的なインナーワールドフォトではありますが、被写体から溢れる生々しい迫力が、外へ外へと主張している写真。
実際は深刻な状況であるはずなのに、後ろ向きでネガティブなイメージを抱かせない写真は、撮影者の人柄もあるのでしょう。
もう一度観てみたいと思わせる良い写真展でした。


180318epl1_0344bl_2

『3月18日のさくら』  Olympus E-PL1 /RICOH RIKENON 50mm F2
パッと目に入りました。
桜、もうこんなに咲いているのですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第11回 NGPアンデパンダン展に参加します

晴れ、今日も春の日差しでぽかぽか陽気でした。
それい比例して、花粉症の症状がひどく、痒くて目が開けられないくらいです。

出展申し込み金を振り込んで、NGPアンデパンダン展11回展の参加が正式に決まりました。

3回目の参加で初めて自分の出品作を販売する予定です。

昨年は出展した作品に、「何故販売しないのか?」というありがたい(?)書き込みがありました。

販売しない理由はあるにはあるのですが、欲しいと言ってくれるお客さんがいるのであれば、その要望に応えねばなりません。

ということで、今回は出展作品にプライスをつけて販売します。

販売するとなると作品としてのクォリティは当然のこと、商品としてのクォリティ、例えば保存性であるとか堅牢性も重要になります。

これから2ヶ月間、試行錯誤しながら作品制作に取り組むつもりです。

180314ngphptop

第11回 NGPアンデパンダン展

開催日時:2018年5月8日(火)~13日(日)
       11:00~20:00(最終日は18:00まで)
会場:アートコンプレックス・センター・オブ・東京
    東京都新宿区大京町12-9
アクセス:     東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅 出口1より徒歩7分    
  JR総武線「信濃町」駅より徒歩7分
関連イベント:

★アンデパンダンバー 〜Salon des artistes indépendants Bar
  会期中に開催 18:00〜

★作品、ポートフォリオレビュー
  会期中に開催 恒例となった公開のポートフォリオレビューを今回も行います。
  出展者は2000円、出展されていない方も3000円でレビューを受けることができます。

★エキシビションパーティー 5月12日(土曜)1 7:00〜

| | コメント (0) | トラックバック (0)

美術展雑感 3月13日

晴れ。
日中は20℃近く気温が上昇して、外を歩くと汗ばむほど。
花粉も全開に舞っているいるようで、少し歩くと目が痒くて痒くて我慢できない程です。

午後からお客さまのところへ仕事の打ち合わせをして、帰社する前にアンデパンダン展で知り合いになったボールペン画家の酒井崇さんのグループ展を観に銀座の画廊へ。

180313ip8_ginza01

物語の中の主人公達4

こちらの展示は絵画と文学をからめた企画展とのこと。

出展されている画家たちが文学に画題を求めた作品が並びます。

酒井さんは同企画で、これまで「春琴」「アンナ・カレーニナ」と業深い女性を描いてこられたのが、昨年の個展で女性画のひと区切りをつけて、今回は新たな挑戦で動物の絵を出展されたそうです。

エドガー・アラン・ポーの「大鴉」をモチーフに描かれた画は酒井さんの繊細なペンタッチは健在です。

緻密に描かれた鴉の目の奥のぼやーっとした影とアテナイ(女神アテネ)像の対比が、画を眺めている自分を、緊張と不安の感情を呼び起こします。

ちなみに、アラン・ポーの『大鴉』は学生時代、英語授業で原文を読み込みさせられました。
そんなことを、ちょっぴり思い起こされる、酒井さんのボールペン画でした。

それと、展示されている作品の中で、大亦みゆきさんの「モモ」ミヒャエル・エンデにテーマを得た一輪挿しが可愛らしく、欲しくなりましたよ。

ギャラリー枝香庵

東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
3月17日(土) まで
時間:11:30~19:00(日曜・最終日は〜17:00)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

阿佐ヶ谷~新宿ウォーキング

曇りのち晴れ、午後になって良い天気になりました。

土曜日で仕事も休みなので、昼前からカメラを持って外に出ました。 なかのZEROで『切断芸術運動プラス アルファ』展が最終日なので、もう一度観ようと思い先ずは中野に向かっててくてく。

スナップしながら歩いたので小一時間ほどかけて到着です。

展示を観て回った後、在廊していたアーティストのバンダーさんらと少し立ち話、次回の展示について歓談しました。

   

180310epl1_0146bl

  阿佐ヶ谷にて。
 

180310epl1_0646bl

 高円寺にて。
 

180310epl1_0658bl

  高円寺にて。
 

180310epl1_0668bl

 高円寺にて。
  

180310epl1_0798bl

 中野にて。
  

180310epl1_0808bl

 中野にて。
  

180310epl1_0848bl


中野にて。

次は新宿方面へ、てくてく。 この頃になると曇り空から青空に変わり、気温も上がってきました。

それに比例してか、花粉が多く舞いだしたのか、顔の周りもムズムズするし、目がとても痒くなり、ファインダーを覗くのも難儀です。

同じく小一時間かけて大久保に到着。

いつもの児童公園で猫たちをスナップ、今日は時間が合わなかったのか、猫らはニャルソック中のようで2匹しかいませんでした。
 
 
180310epl1_1124bl_2

新大久保にて。

撮影は全てOlympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

しばらく公園でスナップしたあと、大久保界隈で少しスナップ。

でも、花粉症のせいで目が痒くって痒くて我慢出来ないほどになったので、新宿のギャラリー周りは諦めて、家に帰ることに。

来たコースを逆に歩きながらスナップを少し撮りましたが、目の痒みのせいで撮影に集中できず、殆ど撮れませんでした。

ホントに難儀なものです。

一日歩いて撮影したのは約1000カット、でも花粉症の症状がでなければ少し撮影したかったですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シャッターの軽さと写真の密度

雨のち曇り、夜中から明け方まで結構な土砂降りでした。
低気圧が通り抜けたこともあって、日中は気温高めでムシムシとしてました。

近頃、というか50歳になってからですが、写真学生やっていたころの写真と現在の写真について、違いがあるかなと考えることがあります。

写真学生のころはまだまだフィルムカメラ全盛で、デジタルカメラ市場に出た頃で、授業でちょこっとだけ触ったくらい。

値段が数百万もするカメラでしたが、その画質は質の悪いカラーコピーで出力したみたいでした。

階調はフラット、ジャギーもあるしで決して褒められたものではありません。

そんなデジタル事情だったため、普段の課題は当然のことながらフィルムカメラで撮影し、自分で現像〜プリントまで仕上げていました。

被写体はもっぱら身近なスナップ。

あまり熱心な学生でなかったのと、貧乏で材料が買えなかったこともあり、毎日フィルムで1本〜から多くて10本、撮影していたように思います。

これが現在、デジタルカメラで写真をとるようになると、ちょっと撮影しただけで数百カットはざらで、気合いを入れて撮影するとすぐに千カット以上になります。

これだけ撮影していれば、撮れ高も良くなりそうですが、決してそうなりません。

昔はフィルム100本(360カット)真剣に撮影すれば3カットくらいは良いかな、と思える写真がセレクトできたものですが、今は千カット撮っても、なかなか巡り合いません。

デジタルカメラの一番の恩恵は撮影カットがフィルム時代より多いことですが、それに反比例して、『Good ! 』な写真が撮りにくくなってきました。

AE/AFその他、カメラによる撮影アシスト機能が洗練されたため、確実に失敗写真は減りましたが…。

カメラの機能に撮らされた写真を大量生産しているだけで、自分自信の心を込めた渾身のレリーズしていないからでしょう。

高機能なカメラを使いこなすことだけに満足していないで、最終的な仕上がりをイメージして撮影きるように、地力を鍛えることが必要だと思うようになりました。

それを実行するには日々毎日の反復訓練(撮影)しないといけません。
そして、「どこかで観たような、いいね!写真」ではなく、私の思いを込めた「???な写真』を制作するつもりです。

Sibuya_3037929bl

『Dove』 Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

「我関せず」な渋谷鳩。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

代休貰ってCP+2018を見て回る

晴れ、風がないのと日差しが暖かで、外に出てスナップするには最適な一日でした。

代休を貰って横浜へ。
年に一度のカメラ業界の祭典CP+2018見に来ました。

『Making of a beautiful bridge』
まずは知り合いが出展している展示を拝見。
アート志向の美しいプリントが見応えのある展示でした。
SUBWAY GALLERY Mにて。

180302ip8_yokohama01_samuraiphoto

次は『後世に残したい写真』
著名なカメラマンによる、歴史的な写真が多数展示されており、資料としても第一級でした。
若者が観ていないのがちょっと残念。
御苗場に流れているのかな?
Gallery Cにて。

180302ip8_img_0134

180302ip8_yokohama02_kouseininokosi

いよいよパシフィコ横浜のCP+会場へ。

180302ip8_img_0139

入り口前に展示されていた「子どもの写真展」が何気に素敵です。

180302ip8_yokohama04_cp2018

180302ip8_img_0141

180302ip8_img_0142

CP+会場は例年通り賑わってはいます。
しかし展示内容がイマイチ華やかさに欠けます。
目玉商材がないからでしょうか、それとも着飾ったコンパニオンさんたちが少ないせい?
今年はいつものCP+とは違う感じがしました。

それでも各社イチオシのカメラ、レンズ、用品類などなど一度に見て触ることができるのはいいですよね。

『御苗場2018』

180302ip8_yokohama03_onaeba

で、御苗場の会場ですが、土日だとお客さんが多すぎで落ち着いて観られないから平日に来たけど、それでも人多いですね。

観た感じ、今年はポートレートがことのほか多いようです。
レビューアー向けの傾向と対策??
それでも新しい写真制作に取り組んでいる作家さんを何人か目を付けたので名刺もらってきました。
今後の活躍が楽しみです。
また、知り合いが何人か出展していて、お会いできなかった方にはメッセージを残しておきましたが、読んでいただけたかな。

ほぼ丸一日かけて、出来うる限り観て回りましたが、写真関係のイベントや写真展を全て網羅することは出来なかったのがちょっと残念。
イベントが集中しすぎるのも問題有りですね。

188382ip8_yokohama05_zounohanapark

『駆ける。』 Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

CP+会場から大桟橋までカメラをぶら下げててくてくあるきました。
途中、赤レンガ倉庫や象の鼻パークとかで道草して、スナップを少し撮影。

こういう写真撮る人多いですよね。
私も撮っちゃいました。
象の鼻パークにて。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展・美術展雑感 3月4日

曇り、時々晴れ。

日曜日、朝から外へ出て美術展・写真展を観て廻りました。

一つ目はThe Artcomplex Center of Tokyoで『コレクターズウィーク』展を拝見。
アートコレクターさん3人が自費で収集された作品を展示されていました。
観ごたえありました。

180304ip8_act01

 

二つ目は四谷のTOTEM POLE PHOTO Gallery

久光菜津美 『その森で観てきたものの全てあるいは一部

以前、CROSS ROAD GARALLYが四谷にあったころ、展示を拝見したことのある作家さんです。

三つ目は新宿御苑近くのギャラリー つぎのカーブ『オリジナル キャラクター』展

こちらは写真の展示ではなく、イラストです。

180304ip8_shinjyukugyoengarally01

ルーニーのグループ展で何度かご一緒させていただいている、矢嶋英久さんが出展されてます。
矢嶋さんは一風変わった作風のイラストを描きます。
添えられていた文章が意味深でした。

3月8日(木)17時まで。

最後はなかのZERO『切断芸術運動プラス アルファ』

180304nakanosetsudan

設営途中にお邪魔して、オープニングパーティに参加。
現代美術の作家さんによる見応えあるすごい展示です。

「芸術でも作品でもない」ものを切断し、左右または上下を入れ替えると「芸術作品になる」ことを実証してます。
また複数の作家による「多様性」に加え、今回は【切断芸術】でない作家さん4名がゲストで出展されているのがユニークです。

3月10日(土)17時まで。

180302epl1_0427bl

『横浜メンズ』  Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

赤レンガパークにて見かけた男子。
CP+会場から大桟橋までてくてく歩いた時のスナップ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展・美術展雑感 3月3日

晴れ、暖かだったので薄手のスプリングコートにしたのですが、それでも汗ばむくらい。

3月3日ひな祭りの土曜日、午後から写真展を2つ観て廻りました。

一つ目は渋谷のギャラリー コンシール渋谷
以前、アルタナティブ展で展示したことのあるアートギャラリー。
今回の展示は3人の作家さんが展示されてます。

niimi noriko 「Paris」写真展

MILK 「表裏一体」 言葉と写真展

写真家 KIRA 「1x1x1」

180303ip8_shibuya01

3人共、実力を感じさせられる素敵な写真を展示されていました。
同じくスナップを愛する自分としては、新実紀子さんの 「Paris」がイチオシ。
現在の多様化したパリのストリートスナップがカッコよかったですね。

3月4日(日)まで。

 

二つ目は原宿のラフォーレミュージアム瀧本幹也展「CROSSOVER」

180303ip8_harajyuku01

写真家であり映像作家でもある瀧本幹也の広告写真~パーソナルな写真、映画を網羅した見ごたえのある展示で、私は会場を3順ほど観て廻りました。
時間が作れたらもう一度観てみたいです。

3月14日(水)まで。

 

180304epl1_0325bl

『馳せる。』 Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

青空に向こう側に白い飛行機、どこに行く?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展・美術展雑感 3月1日

雨のち晴れ。
夜中から早朝にかけての土砂降りが嘘のように晴れわたり、気温も5月上旬ほどの上昇となりました。
そのせいもあってか、午後から花粉症の症状が強まって辛かったです。
 
今日から3月、春らしい陽気でした。
横浜ではCP+2018も始まったし、写真関係のイベントが目白押しです。
 
今日は仕事も一段落ついたこともあり時間に余裕があったので、仕事の合間に2つ展示を観て廻りました。
 
仕事を抜け出して富士フォトギャラリー銀座へ。
 
展示最終日、それも終了間際ギリギリで観ることができました。
実はもともと観に行くつもりだったのですが、終了時間を勘違いしていて慌ただしく観ることになりました。
 
竹内氏のスタイルは、絵葉書的な綺麗な風景、説明的な風景が主流だった従来の風景写真から、主観による印象的な部分を抽出し、カメラ機材を駆使してよりビビットで印象的な風景写真を確立した先駆者です。
 
この流れは現在まで続いており、現代風景写真のベーシックとなっていますね。
今回の展示はその竹内氏とそのお弟子さんたちの合同展になります。
終了間際でしたが、大勢のファンが展示を観に来ていらっしゃったようです。



二つ目は、銀座・資生堂ギャラリー渡邊耕一Moving Plants

10年以上の時間をかけ「イタドリ」という雑草の姿を写真に納めました。
イタドリは「スカンポ」とも呼ばれている植物で、日本各地に自生しています。

私の田舎(石川県輪島市)でもあたりいった、そこいら中に生えてました。
子供の頃は春先の、やわらかいものを皮を剥いてかじったものです。

食感はシャリシャリとして、酸っぱい感じですが、大して美味しいモノでもありません。
なので基本、雑草扱いでした。

約200年前に、長崎に滞在したシーボルトが園芸用アイテムとして日本からヨーロッパに輸出したそうですが、その強力な繁殖力のためあっという間に世界各地に広まり、その土地の生態系を変えてしまうほどです。

そんな「イタドリ」を渡邊は大型カメラによって写真作品を制作したり、世界各地の「イタドリ」が生息する藪に分け入って撮影したドキュメントフィルム、彼自身が収集した貴重な資料も展示されていました。

田舎出身の私には決してシャッターを切ることなど有り得ないイタドリという被写体を、正面から向き合い、撮影されています。
そして実際のイタドリの大きさと同じくらい大きく引き伸ばされたのプリントは、生命力強い植物の迫力を広い会場を、いっぱい魅せてくれます。
真性の芸術作品だと思いました。

3月25日(日)まで。

Sibuya_3037876bl

『渋谷STORY』 Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

渋谷駅前で見かけたカッコいいおじいさん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

横浜・元町~山手、中華街春節パレード(祝舞遊行)を撮る (その3)

雨のち曇り、夜明け~朝方は土砂降りでしたね。

でも風が思ったほど強く無かったので助かりました。

春一番』はおあずけです。
 
 
(2月24日(土)/続き)
サイゼリアで遅い昼食を摂ってから、お目当ての春節パレード出発点の山下町公園へ。

30分以上も前ですが、既に大勢の見物客やカメラマンが歩道に陣取ってます。

山下町公園(中華街内)→関帝廟通り→福建路→西門通り→中華街大通り→南門シルクロード→山下町公園のコースを約90分ほどかけて練り歩きます。

このパレード、正式には「祝舞遊行」といいます。

私は過去2回撮影に来ましたが、『ババババパパンパン』と爆竹のけたたましい破裂音と、ドラや太鼓、中華の管弦楽器による音楽、そして華やかな皇帝衣装隊に加え、人気者の獅子や龍の登場に心躍ります。

動きがあってちゃんとファインダーにとらえるのが難しいのですが、撮影してても楽しい被写体なので、何度も撮影しに来たくなります。

今年はお獅子に頭をカプりとされたので、きっと良い年になることでしょう。

最後の最後で持ってきた予備バッテリーも切れちゃったので、パレードが山下町公園に戻って来たところが撮影できず、ちょつと残念〜、代わりにiPhone8で動画を録りましたよ。

 
180224e400_0989bl

180224e400_1009bl

180224e400_1039bl

180224e400_1111bl

180224e400_1125bl

180224epl1_1229bl

180224epl1_1369bl

180224epl1_1443bl

180224epl1_1573bl

180224epl1_1633bl

祝舞遊行』 Olympus E-400 / LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. と Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

横浜・元町~山手、中華街春節パレード(祝舞遊行)を撮る (その2)

雨のち曇り、夜明け~朝方は土砂降りでしたね。

でも風が思ったほど強く無かったので助かりました。

春一番』はおあずけです。

(2月24日(土)/続き)
山手の洋館を少し見て回りました。

お天気も良くて歩くと汗ばむくらいでしたが、丘の上にあたる立地のためか、風が心地よかったです。

このあたりは、それほど広くないエリアに美しい佇まいの洋館が集まっているので、定番の観光コースです。

土曜日の昼下がりということで、見学のお客さんも多かったように思います。

建物の中に入って写真撮ったのは、山手234番館エリスマン邸ベーリック・ホール

それと写真は撮れませんでしたが、土曜日ということで横浜山手聖公会聖堂(礼拝堂)見学ができました。

あまり時間がなかったこともあり、石川町側の洋館は見ないで、来た道を戻って港が見える丘公園へ。

こちらも定番の見学コースなのか、観光客が多いですね。

ここから坂道を下って、ぐるっと遠回りになりますが中華街へ向かいました。

180224e400_0163bl

180224e400_0391bl

180224epl1_1137bl

180224e400_0871bl

180224e400_0873bl

『横浜スナップ』 Olympus E-400 / LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. とOlympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5

山手の異人館~港の見える丘公園まで、私が好きなエリア。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年2月 | トップページ | 2018年4月 »