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写真展雑感 6月16日

曇り、時々晴れ。

先日新宿で3つ写真展を観てきました。

湘南エリアに住んでいる作者が身近な逗子、鎌倉、葉山の海の風景を紹介する写真展。

湘南エリア湾岸で広がる空と海、砂浜の光、風が織り成すドラマチックをとらえた写真40点の展示でした。
雰囲気は感じられるのですが、残念なのは展示されているプリントがデジタルカメラ/プリント特有のノイズとジャギーが目立ち、美しさを鑑賞する展示ではなかったこと。

ただし、ひょっとしたら作者は確信犯的にわざとそんなプリントを展示したのかもしれないとも思われました。というのも最近のカメラで撮影したのなら逆にこのようなノイズが現れることはあまり無いからです。

プリント1枚1枚を目を凝らして鑑賞するのではなく、距離をとって全体を見渡すと、トータルな美しさが感じられるからです。 それはショートフィルムムービーのような展示だと思いました。

6月25日(月)16時まで。

2つ目はエプサイト大塚 和也「Objects

海岸線沿いに点在する人工物を超広角レンズで至近距離から撮影することによって、対象物を大きく歪めつつ、港町の風景を独特な視点でとらえています。

また、写真の構図を縦位置構図を中心に用いることで、リズム感をだしてあるのも特徴的でした。

ちょうど大塚さんが在廊していたので少しお話を聞かせてもらえました。

彼曰く、『日本画的な太陽と海を生命活動の象徴として捉えて、それらを背景にしています。 そうして写し出されたビジュアルは、器物にまで命を感じ取る感性や想像力を持った日本人でしか表せない、どこか奇妙な、まるで生きものを思わせるモノになっていると感じています。 私はさながら、現代における百鬼夜行絵巻の絵師の役割を担っているのだと自負しています。』

彼は東京工芸大学の映像学科卒ということで、専攻違いですが私の後輩になります。

撮影のアプローチ、展示の仕方が動画的で、普通の写真家とはひと味違う彼の専門性も関係しているのかもしれません。

6月21日(木)14時まで。

3つ目は、オリンパスギャラリー東京で、薬師洋行 写真展 京都・祇園祭「神輿渡御」

300年以上前から八坂神社の神輿渡御に携わる「三若神輿会」。

その歴史をはじめ、時代の変化に対応すべく努力や苦労などをしつつ権威と誇りを持って奉仕される姿に感銘を受けた作者がライフワークで撮影し続けている写真の展示です。

以前は比較的自由に撮影できた祭り写真ですが、昨今のアマチュアカメラマンのマナーの悪さが目に余るため、祭り実行委員会がかなり厳しい制限をしているそうです。

祭りは娯楽イベントではなく「神事」、そういうことを念頭に置きながら撮影されているとのことで、一般のアマチュアカメラマンには窺い知れないご苦労もあるそうです。

でもそのかいあって、展示されている写真はどれも迫力があり、神事の神々しさを感じさせられる展示でした。

6月20日(水)15時まで。

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「ちょっと休憩」 Olympus E-PL1 / RICOH XR RIKENON 50mm F2 ASPH.

新大久保の韓国料理屋さんのある路地にて撮影。

 

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