KONICA IIB-mを引っぱりでしてスナップ
曇り、時々晴れ。
極端に肌寒くはありませんが、風があるせいか外歩きして少し立ち止まると手が冷たくなります。
三連休最終日、午後から少し外に出て写真をとることに。
カメラは防湿ケースの中に長らく眠っていたKONICA IIB-m型。
このカメラは今から60年以上も前のカメラで、
- 発売年:1957年 • 販売台数:20,000台
- 発売価格:22,500円
- レンズ:ヘキサー 45mm F3.5(ダブルヘリコ イド式沈胴ではありません)
- シャッター:セイコーシャMX B、1~1/500、 M及びX接点付
IIA型の普及型でレンズが45mmなのは、カメラ販売当時は撮影スタイルがスナップ主流で、コニカが45mmという準広角レンズを採用したものと思わます。
また先行のIIBと同じように、IIAにあった切り替えダイアル 位置にIIBmと刻印された円盤が貼られています。
カメラの重さは約650gほど。
このカメラ吊り環がないため、ストラップをつけて首からぶら下げることができません。
当時は革製スナップケースに入れて使用されていたものと思われますが、今となっては携行には大変不便ですね。
裏蓋の開閉はユニークで、底部のつまみを起こして矢印を“O”の位置に矢印を合わせて、つまみを倒すと裏蓋が開きます。フィルムを装填したあとは蓋を閉めて“C”の位置に矢印を合わせてロックします。
これを忘れると不用意にカメラを置くと蓋がパコっと開いて、フィルムを感光させてしまします。
私も慣れるまで何度も撮影済みフイルムを感光させてしまいましたよ。
シャッターはレンズ横のレバーでチャージし、巻き上げノブの横にシャッターボタンでシャッターを切ります。
フィルムの巻き上げは右側の丸いノブを左回転すると1カット分巻き上がったところで止まります。
全ての撮影が完了したら左側の丸い信を右回転させて巻き上げるのですが、フィルム36枚撮りを巻き上げると指が痛くなります。
このあたりはクランク式の巻き上げノブの方が使い勝手良いですね。
今日撮影に使ったフィルムはAGFA vista plus400(36枚撮り)とネオパン 1600 SUPER PRESTO(27枚撮り)。
どちらも既に生産終了品です。
防湿ケースの奥に仕舞われていてフィルムで、私も何時買ったのか全く記憶がありません。
そんなフィルムで撮影するほうもするほうですが、怪しいフィルムで撮影したら面白いモノまで写っているんじゃないかな〜、と期待しながらスナップして回りました。
とりあえず全てのカットを取り終えて明日現像に出すつもりです。
どのように写っているか楽しみではありますね。
「餌やる人」 Olympus E-PL1 / Konica Hexanon AR 28mm F3.5
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